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前々から気になっていた「第9地区」がレンタル開始されていたので見てみました。

タイトルやパッケージだけでは、まったくもって想像の付かない謎の本作ですが
どのSF映画にも似ても似つかない「異色」のエイリアン物の映画です。


突如南アフリカの上空に現れた巨大な宇宙船。
侵略でもなく、人類とのコンタクトでもなく、それは地球への不時着でした。
エイリアン達は衰弱しきっているという、なかなか他の映画では見られない
状況がこの映画のプロローグとなります。

そして本編は、初コンタクトから20年が経ち、エイリアンと人間が
普通に生活しているところから話は始まります。

エイリアン達を隔離しているキャンプ「第9地区」は
まさに南アフリカにある世界一危険な都市「ヨハネスブルグ」さながらの
スラム街と化しています。

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増え続けるエイリアンに頭を悩ます政府は、キャンプ移設を決断。
常に銃で脅しをかけ、容赦なく差別や虐待を繰り返し、
立ち退き勧告書に強制的にサインを取って行く人間たち。


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この映画では、登場人物の人間達は全員がクズ中のクズ。
完全に悪役です。エイリアン達は純粋で、スラム街での
生活で荒んではいますが、案外大人しくまとも。
特に主役のエイリアンはかなりの紳士。


エイリアン達はその外見や、海底のゴミをあさっているという
イメージから軽蔑を込めた呼び名「エビ」と呼ばれ、
エイリアンの卵は、発見次第即焼却されます。


実はこの映画、エイリアンと人間の攻防を描いたド派手なドンパチ映画ではなく
差別問題を取り扱った社会的な映画の一面も持っています。

なぜ映画の舞台を南アフリカにしたのか。
それは南アフリカの過去と照らし合わせてみると、納得できます。

南アフリカでは1950年頃から「アパルトヘイト」という人種隔離政策が
30年近く行われてきました。白人以外立ち入り禁止の施設や、
住居環境が劣悪な地域に無理やり住まわされたりと、様々な差別がされてきました。


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本作でもそれを彷彿とさせる「エイリアン立ち入り禁止」という看板が、
バスや施設に建てられています。


映画の構成は、非常にリアリティのあるドキュメンタリー番組仕立てになっており、
中盤からは、話の間にドキュメンタリー部分がはさまれる構成です。
終盤はエイリアンと人間との戦闘をメインに持ってきた、
見ごたえあるアクション映画になっています。


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本作の見どころでもあるエイリアン製の武器の
強力っぷりときたらもう痺れます。
銃器はあまりに強力すぎて、撃たれると木っ端みじんになる程です。
それゆえ後半はグロ描写が絶え間なく続きますが、
人間側のやられっぷりにはスカッとします。
とにかくこのロボットが無敵すぎてカッコイイ。


普通のSF映画とは一味も二味も違った異色のSF映画「第9地区」。
終盤の戦闘シーンだけでも見ごたえのある作品。とにかくお勧めです。

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